囀る鳥は羽ばたかない（5）ヨネダコウ

囀る鳥は羽ばたかない 5巻 23話 矢代と百目鬼、ついに…

32ｐ。

百目鬼の独白のような告白を受けて、矢代は拒みきれずに…

冒頭で矢代が

あ、そうだ
せっかくだしセックスするか

あたかも「その店で昼メシ食ってくか」といったそんな感じです。いいよ、良いんです別に。だって矢代さんだもの。

百目鬼の顔は悲しがっています。矢代を尊敬する以上に───好きになってしまったからです。

あなたという人に
どうしようもなく惹かれてしまいました
すみません…っ

矢代は鼻で笑って、百目鬼の上に乗っかっていじめます。挑発して、また乱暴にされようとでも言うんでしょうか───結局、挑発はうまくいかず、ふと気がつくと服のままシャワーに濡れていて……そして言われた言葉の意味を考え出します。受け止めきれなかった理由は、そりゃあもう昔っからいろいろあったからでしょうが、今ここで受け入れなくてどうする❓

アイツって誰だろう…昔、矢代に惚れた部下かな…とにかくその人のことを思いだして言い募る矢代に、百目鬼はちうううううッとしていました️❤️❗️

表紙が良かった。美しいグレー＆パープル＆ブラック系でした。「囀る鳥は〜」のこういうカラー表紙やイラストはヨネダヨウ ファンブックに収録されています。ファンの方はぜひ。

掲載誌

イァハーツ 2016年11月号

囀る鳥は羽ばたかない 24〜25話 そして矢代は拒みきれず……

38p。

百目鬼の独白のような告白を受けて、矢代は拒みきれずに…

ぐい❕百目鬼が詰め寄ります❗️のしっ❕❕覆いかぶさっていきます❗️第23話の最初で「やるか」って言った手前、受けて立つ矢代❗️みな皆様───遂にこの日がやってきたのです───2010年代BL界の一大イベント、百目鬼×矢代カプ！！

全身愛されて、もう自我は崩壊寸前❤️誰の。百目鬼、よくやった❗❗「攻める」とはまさにこの事(/_;)

事が終わった後、矢代はぐっすり眠り込んだ百目鬼を置いて行こうとしています。ヤダやっぱり百目鬼を捨てちゃうのか💦

スマホがRRR…RRR…と鳴っています。誰からなの───満を持して、今おすすめです。 

その手に
触れられない

これはアオリです。

掲載誌

「イァハーツ 2017年1月号、3月号」

囀る鳥は羽ばたかない 26話 平田は矢代を捕まえるために竜崎を…

36ｐ。

百目鬼の独白のような告白を受けて、矢代は拒みきれず、ふたりは一線を超えたが…

矢代はやはり百目鬼のアパートを一人で後にしていたのでした。そして見張っていた鯨と何とかの車の窓を叩いて、乗り込んでる。矢代もすごい心臓していますが、鯨と豚はとんでもないボケです💦さて矢代は前の話の最後の電話を1本受けた後だと思いますが、前からつながっている刑事と連絡を取っています。そして、竜崎についている刑事に伝言を頼むんですよ❗️❗️

お目当てのモン見つけといてやったから待機してろ

昨日の情報の礼だ

お目当て。情報。何だろう何だろう何だろう…平田❔

平田と竜崎。平田は、竜崎に矢代を殺させたい。過去の思い出話。（矢代に本気で惚れた部下の話。破門になってます💧）竜崎は矢代に惚れていないと証明するために、矢代にコケにされたままでなく、殺ってしまえと脅すように言うんですよ❗️ええい最後の最後までどんだけ悪いやつだ❗️❗️竜崎ぃー……ごめんなさい。私がBL界の一大イベントとかって言っていたときに、血まみれにされていたなんて❗️💧💧彼ら二人は、三角と矢代を巡って争っているみたいですよね。

平田と竜崎は、高架の傍に建つ廃業した町工場のおそらく2階にいるのかな？すでに部屋はめちゃくちゃですが、平田の子分は酷い⚡⚡⚡

竜崎を手なづけたと思った平田は、その監禁用の部屋から出ようと───

最後に、町工場で竜崎を監禁していた二人組、平田の子飼いの掃除屋　（「今は平田より矢代がいい！」んですが）かなって思いましたが、違います？だから竜崎が手にしたモノは、偶然だったのか……？

ところで、三角が会長の御見舞に行っています。お土産はゆりと羊羹です。「吉雅のようかんじゃねぇか。すぐに切って出せ。」と言って上機嫌の会長。紙袋はと＿や？

【ふるさと納税】〈とらや〉竹皮包羊羹2本入(夜の梅・四季の富士)

二人の会話から天羽のことが明らかになります。私としてはすごいタタタ大変です❗️

・天羽は籍を入れた女の連れ子である。
・40代なかばである。
・14歳の頃に天羽と知り合っている❔
・大卒である。
・学費は天羽が出していた。

そして三角は天羽の経歴の時間軸のどこかで、惚れた女（天羽の母か。）に続いて、半身だった子分も亡くしている。会長は矢代がその子分の代わりだと言っています。その子分の話をしてからすぐに、三角が矢代の話をし出しているから、私もそうだと思うわー❤️そして

あんまり色々大事にし過ぎるな

三角はどちらも否定し、認めません。

掲載誌

「ihr HertZ 2017年5月号」

囀る鳥は羽ばたかない 27話〜28話

道心会傘下真誠会若頭で、変態でマゾヒストでホモの矢代は、付き人兼用心棒の百目鬼の前で銃弾に倒れた。
一命を取り留めたものの、矢代に執着にも似た感情を持ち始めていた百目鬼は、責任をとるために自ら指を落とす。
矢代を撃った男の死が伝えられる中、当初、竜崎が矢代襲撃の黒幕かと疑われていたが、竜崎は平田の部下と遭遇する。
矢代を狙ったのは、矢代を道心会の若頭にしようとする三角の方針に納得できず、道心会解散を企てる平田によるものだった。
竜崎は、矢代を殺すように迫られる。
一命を取り留めた矢代は、けりをつけるため独断で行動を続ける最中、遂に百目鬼と一線を越えてしまう。
眠る百目鬼を部屋に残し、矢代は警察へ連行される竜崎に別れを告げて……

消えることのない過去
消すことのできない想い

病院にいる平田の回想シーンからです。平田は寡黙で身体が大きく、周りを観察している若い男といった人物像です。平田は若い頃、染谷という人の下にいました。染谷は三角と張り合っていた人です。染谷は実質三角に破れてしまったので、結構荒れていたりします。

平田は三角に引き抜かれます。（平田は身体が大きかったので用心棒候補でしょうか、とりあえず運転手になります。）当時の三角さんの側にいたのは黒羽根という男です。黒羽根は姪と一緒に暮らしています。（本来は三角の側にいないとならないんですけど……）黒羽根と平田の間の絆は───

同じ時期に天羽の母上が亡くなりました。学生服姿の天羽……の頭に手を当てる三角……を後ろからずっと見ている平田───タタタ大変な光景です😓💦

その時期、三角たちは銀友会と争っていたのですが、三角がうまく動いて組長を引退させてます。これで丸く収まれば良かったのですが、銀友会の連中が動いて三角を撃ちます。黒羽根は動くなと言われたにも関わらず、犯人を突き止めて仕返しをして───そこに現れたのは❗️❓

ここで現在に話が戻ります。竜崎の女は影山の病院に運ばれていますので、最低限ですが身体が生きているだけでも……安心してください……💧そこで矢代は影山にあることを言われてますが、矢代にしてみれば失笑モノなんですね。管理人はいろいろ思えて、涙が出ます💧アパートに置いてけぼりにされた百目鬼はどうするのかなぁ……

掲載誌

「イァハーツ 2017年7月号、11月号」

このお話までが5巻に収録されています。

囀る鳥は羽ばたかない コミックス5巻

イァハーツ 2018年1月号

2018年1月号の表紙でした。作品は掲載されていません。