ミュージシャン志望×幽霊。
「ディアプラス 2016年9月号」から連載開始。
「ロンリーとオーガンジー」のコミックスは2018/9現在、発売されていません。
さっそくですが冒頭で、春斗(表紙左)は交通事故に遭います🚗
やばい。
まだ一曲も、キラーチューンを作らないまま死ぬんだ
でもすぐに病院から無事に生還しますから💦
ところが事故のショックで、見えなかったものが見えるように!
そう覚悟した後、
あいつに出会った。
それが旭(表紙右)ですが、でも彼って幽霊なんだもん❕❕
掲載誌
ディアプラス 1609
かっこいいよね。
カップリングはシンガーソングライター志望×幽霊、音楽+ファンタジー。
幽霊だけれど、触れる設定です。
ここポイントでしょうが、その感触はタイトルの「オーガンジー」。
このドレスのスカート部分の布です👧
そこをどうBL展開でご使用されるのか、早くも心がざわついて仕方がありません❤️❗️
そこしかないのか。
「ロンリーとオーガンジー」はコメディきっかけの出だしですが、絶対に泣ける内容になってくると思う❕
ちゃんと椅子に深く腰掛けて読まないとな💫
さて、
幽霊の旭がそうなったのは16年前で、17歳のとき。
それ以来、春斗が今住んでいるアパートにずっと憑いていたらしいです。
だから春斗が音痴なこととかも知ってるし、作っている曲も知ってんのね❤️💦
もう好きだろ?というレベルだと思う!
んー、彼は…受け様かな。生きていたら33歳だけど! だとしたら年下攻めですよね、見た目は同じくらいだけどさ
春斗は、旭が17のときから16年間もひとりぼっちでいたことに同情しています。
しかし、「音痴のシンガーソングライター志望」って、これからどうすんだろう、大丈夫だろうか。
もしかして、歌は旭で録音するのか❓
それとも、過去のしばりから逃れて、春斗が歌えるようになるんだろうか❗️❓
過去ウンヌンっていうのは、実は「シンガーソングライターの夢」は実家の人に反対されているから。
飛び出すように都会に出てきたみたいで、けっこう圧迫感のあるシーンなんですよ💦
だから、それに縛られて音痴=歌えないのかな❓って思ったんですわ。
ところで、旭は生きていた時のことを夢に見るらしいんです。
これが怪しいの。
「もうすぐ俺が死ぬ日だ」と言ってるから、どんどん近づいてきているってことです。
17歳だった、そして16年幽霊です、なんですよね。
だから、あと1年分の夢を見たら、春斗はいなくなっちゃうんじゃないか❓
いやまさか❗️
個人の想像です。
2話
[sc name=”ディアプラス 2016年 10月号”]
生きてる俺より生き生きしてる。
そんな旭の涙が、俺の心に染み込んでる。
ミュージシャン志望の春斗は、田舎の両親から反対されつつ上京し夢を追っていた。
だがこれという曲も作れないまま事故に遭う。
幸いなことにメガネが壊れただけで命に別状はなかったが、久しぶりに帰宅してみると、一人暮らしのはずのアパートの部屋に、見知らぬ男が寝転がっていた。
彼の名は旭。
春斗に憑いている霊だという。
あまりにも生き生きとした旭との同居生活にも慣れたある夜、旭が寝ながら泣いていることに気づいた。
夢で生きている頃の記憶を一日づつ観ると言うが…
春斗はいろいろ霊について調べて、旭の未練を断ってあげようとしています。
旭が夢を見なくて済むように=泣きながら寝なくて済むようにしてあげたいと💦
優しくて泣けます…
そして、好きだった親友(薫)に告白できないまま死んでしまったことが、心残りだということがわかりまして、
お2人は、旭の地元の長野へ───
春斗は、旭に「情」を超えた強い気持ちを持ちだしていますし〜
薫の話に微妙な気持ちを持っているんですが、これって嫉妬かな❔
そのあたりが見どころだと思います。
また、春斗のアパートの隣に住む男が出てきます。
あれ、旭が観えてるんだ、この人…💦
3話
話が重いので、考えさせられることが多いです。
コミックスでまとめて読むタイプの作品かもしれない。
掲載誌
ディアプラス 1611
4話
掲載誌
ディアプラス 1612
5話(最終話)
ディアプラス 1701
ミュージシャン志望の春斗は、田舎の両親から反対されつつ上京し夢を追っていた。
だがこれという曲も作れないまま事故に遭う。
幸いなことにメガネが壊れただけで命に別状はなかったが、久しぶりに帰宅してみると、一人暮らしのはずのアパートの部屋に、見知らぬ男が寝転がっていた。
彼の名は旭。
春斗に憑いている霊だという。
あまりにも生き生きとした旭との同居生活にも慣れたある夜、旭が寝ながら泣いていることに気づいた。
夢で生きている頃の記憶を一日づつ繰り返していて、死んだ当日の記憶を思い出すのを怖がっていた。
春斗は旭に惹かれていく。生前の旭の心残りを探り、告白できなかった幼馴染に二人で会いに行く。
だがそれでも旭は成仏しない。二人はついにキスをするが、それ以来旭の夢を一緒に観るようになる。
次第に身体が弱っていく春斗。
そんな時、突然旭の姿を見ることができなくなり…?
そこにいる? 旭。
俺の声は聞こえてる?
なぁ……なぁ。
俺を読んでくれよ。
お話がどんどこどんどこ悲恋の方向に向かってしまっています。
旭は本当に生き生きした幽霊でした。
可愛くて、優しくて、触れちゃうし、涙は暖かいそうですよ。
春斗は一人暮らしで、夢への気持ちが折れてしまっていました。
そんな彼の生活にすんなり入り込んできてくれる子です。
だから惹かれてしまうのも無理ないなぁ。
でも、だんだん最後の夢の再生が近くなってしまうし───
あちらの世界とこちらの世界の人間があれこれだなんて、
ナイわけですよね❗️
この作品がコメディだったらあり得たけれど。
でもほら、やっぱり期待しちゃうでしょう❔💦
だから心がモヤモヤしていました。
そしてこのお話の影のある展開は、やっぱり最終話まで変わらなかったのです。
ですが❗️
夢への道を歩み続ける力を一緒に育んでくれた幽霊との、恋のお話に、
最後は泣きました💧💧💧💧
