『悪食のディナー』緒川千世

緒川千世先生のヴァンパイアものBL作品。
「onBLUE vol.28」に掲載。

掲載誌

表紙でした。

オンブルー 28

オンブルー　28

「君の血が吸いたいーー。」グルメな吸血鬼・多岐の、人間の血を美味しくいただくための〝秘密の流儀〟とは…？吸血鬼と人間、反抗と快楽に彩られた歪な関係性。
美食家を名乗る吸血鬼。
彼が選んだ血は“特別な味”がする

吸血鬼・多岐は、大学生・神志那（かんじな）との血液を美味だと言って吸う設定です。

BL設定で（アラマ…💝）と唸ったのが、噛み付いて吸う前にぺろぺろとお肌を舐めてあげていること。

なんと吸血鬼の唾液には快楽物質が含まれているのでした。

しかも常習化してしまうから要注意だと…

ひいいいいスゲー。

これ以上はムリ（神志那）

ジーナ　足りない

そしてお二人は絡み合うのです…

攻め様の多岐がグルメなのはいいとして、

受け様の神志那にはちーとばかり問題があります。

果物ばかりを食べる偏食家だということ。

それに以前から心の病気を抱えていて、ずっと薬を飲んできているということ。

なのに美味しいといって彼の血を吸うやつがいるんです…

もともと病んでいるのに、大いに気になることだと思います。

病院のシーンでは神志那はとても辛そう。

なのに「果物ばかりじゃなくて肉まんを」と差し出す多岐。

身体をクリーンにしたくて肉まんなんか食べる気はしないと思うよ、神支那は。

だから微妙な表情になる神支那───で終わってます。

さてどうなるの？！？。

トホホホホホ。

食欲と性欲がつながっているというテーマもあって

神支那が病気の治療と愛の狭間で辛そうなところが気になるなぁ💦

読み切りって書いてあったけれど、連載になるといいのに。

次の号には掲載予定はありません。