ギヴン 1巻 1話、2話、3話、4話、5話(吉田)、6話
1巻 1〜6話をざっと整理しています。2巻はこちら(2巻)へ。
ギヴン 1ギヴン 1
好きだったはずのギターも、おもしろかったはずのバスケも、くすんで見え始めたある日。 上ノ山は、壊れたギターを抱えた真冬と出会う。 ギターを修理してやったら、途端に懐かれるが、偶然聴いた真冬の歌が、上ノ山に刺さって――。 キヅナツキが描く、裸のオルタナティヴ・ラブ!
2014/11/29
- ストーリーは二人の学生の出会いから始まります。体育館のステージ脇の踊り場(?)で出会います。
- 上ノ山はギター少年なのですが、かつてのような情熱は失っていました。大学生とバンド活動をしています。バスケットボール部の助っ人としても頼りにされています。
- 真冬はギターを持っていますが、実は壊れている&弾けないという設定。イケメンなので密かに人気。
ギヴン 上ノ山立夏 佐藤真冬
佐藤真冬(高2。不思議ちゃんぽい。ボーカル。作詞。学校でひそかに人気。)
上ノ山立夏(高2。大人びたギター弾き。面倒見がいい。姉がいる。)
上ノ山のかき鳴らしたギターに衝撃を受けた真冬は教えてほしいと頼みますが、上ノ山は音楽を知らない真冬に教えることを躊躇します。弾けない真冬が持っているギターは、素人らしくないギター。とても訳ありのようです。彼らは学校にギター持参で登校している輩です❗️
彼らだけの場所・体育館から舞台のほうへ上がる場所で、上ノ山は真冬の脳内を流れているという、メロディーを聞かされます。そしてその声に引き込まれ、惚れてしまうのです。
上ノ山はギターがうまく、求めるレベルは普通を超えていたので、年上の青年とバンドをやっています。そこでバンドの練習に真冬を見学に連れて行っていたのですが、あの歌声を聞いてからは、音楽への再びの情熱と「バンドに入れたい」という気持ちでいっぱいになるのでした。
しかし最初は真冬から色良い返事はもらえません。あの声に惚れた上ノ山は、なんとかしたくれも真冬に会えなくて、落ち着いていられませんでした。このあたりの表現はとてもおかしいです😂
でも実は真冬はバンドのためにバイトを始めていたのです!秋彦と春樹に「バンドをやるのに大事なものは、カネだ」と言われたため。でも上ノ山には黙っていたのでした。そこは言おうよ💦
おそらく真冬きっかけで、彼らはライブをやると決めて動き始めます。真冬に必要なのは、ギターにつけて音を変える装置、それから練習ですか。上ノ山は真冬の脳内メロディーを曲にしようと夢中になります。大人組もバイトしています。(このあたりは5話です。)
ときどき秋彦と春樹がじゃれる?触れ合う?コマがあります。管理人はサブカプのわちゃわちゃの悶えるのでした。ぷぷ❤️
ギヴン 1(完全生産限定版)
矢野奨吾, 内田雄馬, 中澤まさとも, 江口拓也, 浅沼晋太郎(2019/09/25)
ギヴン 全巻セットはこちら。(セット購入特典:「描き下ろしトートバッグ+缶バッジ(佐藤真冬・上ノ山立夏)」「キヅナツキ描き下ろしLPサイズディスク収納ケース」付)
ギヴン アニメギヴン 梶秋彦 中山春樹
主な登場人物は4人。上の二人に秋彦(大学生)と春樹(院生)が加わります。
- (梶)秋彦はモテます。THE 弟くん・上ノ山の上に君臨するTHE 姉・弥生と付き合っています。弥生は秋彦の前ではカワイイ。最初のうちはわかりませんが、秋彦は家を出ていて、ある人の家に居候中です。バイク乗り。ハーフ。
- (中山)春樹は「とにかくいい人」。秋彦に微妙な感情を表現している、恋する男子です。髪を長くしている理由がある。カフェでバイト。
梶秋彦(大学生。察しが良くて思いやりがある。クラシック出身。上ノ山姉・弥生と付き合ってるらしい。 ハーフで背が高い。ドラムス。雨月の家に居候中。)
中山春樹(院生。ロン毛。 ベース。純情な感じ❤。一番年上。秋彦に信頼されている。姉がいる。)
バンド名は伏せておきますが、楽器の担当はボーカル:真冬、ギター:上ノ山。ベース:春樹、ドラム:秋彦
秋彦と春樹はサブのカップルです。当て馬様や女子キャラもいて、複雑です。
季節の順だと春樹ー上ノ山ー秋彦ー真冬♡ 受け様で攻め様を挟む構図♡ステキ💓
たまに主役カプにはえろがなく、サブカプにえろがある作品がありますが、ギブンはサブカプでも絵的に匂わせるコマがある程度です。お二人の絡みは今後のストーリーにもガッツリ入っていますが、この点で「ギブン」はBL初心者にもとてもおすすめです。
真冬の過去
ふわっと花を飛ばす男であり、ギター教えてくれ野郎(仮)の真冬。お話には彼の過去の話がちょいちょい入ってきます。
最初からあるギターを持っていましたが「抱えている……」という感じでした。あのときは父親の話が出たので、上ノ山はギターの元の持ち主にはつっこめずに終わっていました。
ところが町中で「吉田のギター?」と尋ねる男子が登場していました。ところが真冬はスルーで帰ってしまいます。そして感情のお話になっていき───上ノ山は彼に告白しておりました❤️
持ち主だという吉田。真冬が付き合っていた相手で、幼馴染で、自殺していたと───(同じクラスの女子情報。)(このあたりは6話です。)
ギヴン 柊、玄純、吉田
5話の街中のシーンで「吉田のギター?」と言った人は「柊」という名前でした。柊は6話でみんなが練習するスタジオにやってきます。柊は「あれ」以来話していなかった真冬に会いにきたのでした。真冬が「あれ」から変わった……というか、前に進みはじめたと知ったからでしょうか。しかし「逆にそうでもないかもしれない」とも思っています。ここで吉田と真冬のことが分かってくるのです。
───吉田、真冬、柊、玄純の4人が幼馴染の関係だということも。
この6話で
てめぇのウジウジを全部だせ。
言語化して表現しろ
上ノ山の脅迫するような口調がおもしろいのですが、真冬はそれを受け入れて歌詞を書くことになります❗️❗️「真冬の声には秘められているものがある」と表現しようかと思ったのですが、これはキレイゴトだな😂そもそも上ノ山も、真冬への気持ちがモヤーッ、うじうじしていたわけなので自分のことのように思ったのかもね。「嫉妬」を感じたんですよね。(ふぅ、すてきなギヴン……)
真冬は最初に登場したときに、「隣にどうぞ」というジェスチャーのみでしたが、性格だけではなく、彼の声のことも印象づけるためかなぁと思います。
真冬は「恋愛経験を盛り込めば?」と言った春樹に、質問をしていました。
その人(好きな人)が突然世界からいなくなったら、何て言います?
きついわー💧
春樹が秋彦のことを思い浮かべていただろうけど、また恋愛沙汰にはしていないですし。
そこ(死)には結びつかない状態にいる彼に、シビアな疑問を投げかけたものです。そんな経験を持つ真冬ですが、それでも書く気持ちはあるようです。
また、上ノ山に「本当に、本当に好きな人がいたんだ」と告白するシーンがあって───ここで「好きな人が世界からいなくなった」ということが本当なのだとわかるようになっているのですが……
(アニメでは真冬が吉田を見つけた、ようなシーンがあって……ビックリしますよね⚡)
ギヴン 2巻 7話 8話 9話 10話 11話
管理人はここからシェリプラスで読み始めましたので、一号一話づつ感想などをお話します……❗️
ギヴン 2
初めてのライブに向けて、走り出したバンド。作詞を試みるも、言葉が見つけられず歌詞を書けないままの真冬。真冬の過去を知り、自分の気持ちに戸惑う上ノ山。揺れるバンドが臨む、過去を暴く怒涛のライブ篇!
2016/1/30
上ノ山は昼寝場所で壊れたギターを抱えて眠る佐藤真冬に出会う。
真冬にギターを教えてくれと言われて、しぶしぶ教え始めたある日、真冬の歌声を偶然聞いた上ノ山は衝撃を受ける。
バンドに真冬をボーカルとして加入させ、ライブ出演に向け曲つくりを始めるが、ライブ直前になって真冬の歌詞が上がらず……
冒頭は梶と雨月のバイオリン・デュオのシーンです…🎻🎻次にイイ言葉が書いてあって、春樹のギターのいーい音に切り替わるー💘💦管理人が好きな秋彦×春樹(ドラム×ベース)💘❗️絶好調な春樹の音だけじゃああくてさ…ぷぷ❤️
それに反して、上之山と真冬と来たらダメダメで……と本編に入っていきます。2巻は、真冬が過去を言葉にするとこが、どうにも山場💖はぁはぁ……そして隠され気味ではあるけれど、梶×春樹に触れつつ……です💜
ギヴン 9話
真冬の中で凍ってた何かが、ゆっくり目を覚ましている。
その音を確かめたい。
冒頭で柊が過去を語っています。
知りたいことが分かりました。買ってよかった💧
・柊と真冬と吉田由紀は幼馴染。
・途中で、玄純が加わりますが、4人のうち、真冬と由紀は仲良しさん以上でした。
・真冬は「大人しく内向的で無口」、由紀は「派手好きで支配的で気分屋」とのこと。
・柊は「そんなに違う二人なのに、付き合うようになった」と婉曲的に言ってます。
・でも、些細なことで喧嘩してしまった……と。
・そして由紀が急性アルコール中毒❗️❓❗️❓ 飲んだせいで衝動的に亡くなったのではないかと思われます……
「真冬のせいで自殺」!?なにもできなかったことが、柊のトラウマなのでしょうか?二人の関係に口は出せないでしょうし、仕方がなかったのでは……💧
歌詞を書くことになっていた真冬ですが、ライブ当日になってもできていません。おまけに何も歌えないみたいです。立夏ともケンカ中です!
ギヴン 10話
上ノ山は昼寝場所で壊れたギターを抱えて眠る佐藤真冬に出会う。
真冬にギターを教えてくれと言われて、しぶしぶ教え始めたある日、真冬の歌声を偶然聞いた上ノ山は衝撃を受ける。
バンドに真冬をボーカルとして加入させ、ライブ出演に向け曲つくりを始めるが、ライブ直前になって真冬の歌詞が上がらない。
緊張感が漂う中、真冬のギターの弦が弾けてしまい…。
初めてのライブ。
書き上がらない歌詞。
弾けてしまったギターの弦。
真冬の喉は凍り付いたままだが…。
ライブの出番はすぐ。
言い争いをしていた二人(真冬と立夏)でしたが、タイミング悪く、真冬が抱えていたギターの弦が切れたー!愕然とした表情の真冬💧どうすんの・・・💦それ以上に狼狽していたのが立夏。立夏は、心拍上がっちゃって大変なんですけど、あるメンバーができるいい人で💧💧💧彼のおかげで、ライブを始めることができました…真冬、歌えたんですよ?いろいろ抱えた真冬が… 声を出したー;;;
声をかけたのは春樹です。(ロン毛。ベースの人。)地味に感動しました💖その時、秋彦も、自分の過去に触れてお礼を言ってました。過去に、何があったのか知りたいわ!!秋彦の手と後頭部しか描かれてないんだけど、、、これ意味あります!?….あるでしょ!?
ギヴン 11話
バンドに真冬をボーカルとして加入させ、ライブ出演に向け曲つくりを始めるが、ライブ直前になって真冬の歌詞が上がらない。
緊張感が漂う中、真冬のギターの弦が切れ、それをきっかけに真冬が歌い始める…。
願ってもいけないと思ってた。
本当は、ずっと───。
表紙はカラーです。白地に濃いピンクの液体が散らばった背景に、マイクを前にした真冬💖切ない!
冒頭は、未就園児年長さん〜小学生低学年の頃のお二人(由紀×真冬)のシーンから。
なんと真冬の父親は暴力を振る人でした。ある日その父親が逮捕されるという辛いシーンでした。母親同士は親しくしていたようで、そして由紀×真冬は高校生(多分)になり…まぁ💖…ちう💖そして半裸の攻め様が優しく見下ろす…キャー💖という回想シーンとともに、喧嘩したシーンが続きます。ある冬のことでした。
じゃあ 俺のために死ねるの?
友達が特に大切な時期に、学校も離れ離れになっていて、相手はスタジオ籠りにバイト三昧。そして、攻め様はその言葉に追い詰められて(9話)。
アニメではショッキングな情景がちらっと出ています。急性アルコール中毒ではないとはっきりわかります。
受け様はそんな過去を思い出し、「なぜ今、自分がステージに立っているか」を悟ったようです。ステージは成功し、袖で…上ノ山が受け様にちうっと。それが夏の話。
ザックリまとめました。管理人が読めているのは9話からですが、コミックスにまとまったらすごいよ〜💧💧