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高校生、学園ものなのですが、お話は時空を遡って───
「無恋愛紳士」の次の作品です💞
作家買いの人はマスト。
君だけが僕を見つけられる…呪いにも似た恋 自分以外の人間の顔がただの点と線にしか見えない雪村。だが、新しく寮の同室となった紫ノ宮の顔はなぜか判別できたことに驚く。学校では怪しげな魔物が蠢き生徒が何人か消えたが教師も同級生も見て見ぬふり。訝しむ雪村に、紫ノ宮は「お前を守る騎士になる」と宣言するのだが!? ストーリーテラーARUKUがお贈りする甘い呪いにも似た長い長い恋の物語。
2017/9/23 | 電子 9/23
1話
人の顔がただの点と線にしか見えない幸村
だけど新しく同室になった紫ノ宮の顔だけは判別できて…!?
表紙は、窓辺の攻め様(紫ノ宮・しのみや)と受け様(幸村紺也)の2人です。
感動しています…
ARUK先生の連載を第1話から読むのは、初めてなので💦
どう絡んでいるかというと、
幸村が紫ノ宮の右手に包帯を巻いていますね…
学園ものなので制服です。
ネイビーのブレザーで襟は金の縁取り、ベストとパンツは黒で、
シャツは白、ネクタイは黒、靴は黒い革靴です。
思わず細かく書いてしまう💦
煽りの通り、
父(写真)も母も近所の人も、人間の顔が点(目)と線(口)で描かれている風変わりな作品です。
一種のSFなのか、幸村の脳みそがそういう設定なっています。
そして時代は…なんじゃこりゃ、こっちもよく分からないです💦
昭和〜現代のいろんな時期が混ざっているのかな。
古そうな家、黒電話がある割には、ドーム状のガラス張りの施設もあったりしていて、訳が分かりません💦 とりあえずスマホは存在していないです。
さらにもう1点、奇妙なのは住民たちの身近に「戦争」があること。
「お父さんが一時帰宅する日だね」「正確には戦場で遺体も見つからず」「戦死扱いになった」って書いてあります💦
作品の舞台の設定はともかく、幸村が特殊な設定なことがキモですよね。
だって、人の顔がまともに見えないため、生き辛いんです。
顔面が認識できなくて覚えられない状態で、友達に失礼だと受け取られてイジメられる💧
帰省中、何か言っている母親の表情が分からない、つまりこれまで愛されているのかも分からないと言うんです💧
さて、新学期になると、幸村は電車と船を乗り継いで(この辺りは現代に近いです)東京湾の沖合の人工島へ向かいます。
そこにあるのが「日本軍事予備連高校」。
幸村は「技術開発科」です。
紫ノ宮は「士官養成科」で、他に「戦術分析科」という科もあります。
制服の腕には刺繍のエンブレムが付いていて、科によって違います。ぷぷ… かっこいいですよ💓 萌え💓
この学校にいる理由ですが、幸村は父親が戦死したため、無料で学べるからだそうですけどね
学校に戻った幸村が新しい部屋(サザンクロス棟)に行ったところ、奇跡が起きます💘
同室になった紫ノ宮には目・鼻・口がちゃんとある❗️
初めて人の顔を見たその驚き…💦
そして、意識せざるを得なくなって───💚💚💚
ところが、そうそう管理人に都合よくBL展開しませんね💦
だよね。
紫ノ宮は
お前みたいのはマジでイライラすんのな
他人の顔色ばかり気にしてさ
って言ってるしー💧
おまけに次はこうなった💧💧
幸村は誰だかわからないまま挨拶したんですが、
その「何か」が、クラスメイト全員を惨殺❗️❓💦💦💦💦
ええええー 黒いベタベタしたモノは「血」…💦
これは、ブラックなお話だったのか…
でも、そこを助けてくれるのが紫ノ宮でした❤️
「何か」はネガテイブな感情につけ込んでくるモノで、「学校の触手」だそうですで。
どんな学校なのかは省きますが、不気味ですよ。
紫ノ宮は「学校の秘密」を教えてくれ、
毎日1個のメロンパンと引き換えに、幸村を助けてくれることになりました。
毎日、訓練をしているのでお腹が減るためらしい。
表紙のお二人は、この約束をしたシーンでした💓
良かった、BLになったよ…💚
なお、「白薔薇の騎士」というサブタイトルが付いていまして、剣術の強い生徒に与えられる称号だそうです。
掲載誌
「ルチル 2016年7月号」
2話
BLになった💓と思っていたら、第2話は「呪いの木」の話から始まってしまいました💧
学校の北の森の奥をさまよう木で、
その幹に名前を刻んでお供えものを吊るすと、名前の主に悪いことが起こる…
ちょっと自殺する生徒とか、気味の悪いページです💧
でも2pめでビックリ❤️
紫ノ宮のすごーくかっこいいお顔が三連発ですもん❤️
幸村は第1話から紫ノ宮と一緒に寝てもらってるし、もう💓💦
幸村は一人で寝るのが怖いのです。
さて、
一緒に寝ていることも目撃されてしまい、
学校の人気者の紫ノ宮と仲がいいことが、
学校内に広まっていきます。
男子寮もののセオリー通りに、
この学校にはいろいろなコトがあります。
まだまだ学校になじめなくて、
おまけにとってもおぼこい幸村───
男子校、嫉妬、呪いの木…
ということで、このあたりで💫💫💫
掲載誌
「ルチル 2016年9月号」
6話
久しぶりにルチルをポチ。
「スクールナイト」は第6話まで進んでいました。
近未来&戦争&ファンタジー&学園ものだと思っていたんですが…
転生のお話ですごくロマンティックです٩(♡ε♡ )۶
昔むかし、白ノ国と黒ノ国があって、戦争を繰り返し続けていた時代になってます。
コニー(幸村)は木っ端で騎士人形を作って遊んでいました。
その人形に魔法使いが魔法をかけて動くようにして───
いやもうホント不思議展開です💘
トスンとハートに矢が刺さりますね…💘
掲載誌
[sc name=”ルチル 2017年7月号”]
次のお話が最終回です❤️💧💧
君だけが僕を見つけられる…呪いにも似た恋 自分以外の人間の顔がただの点と線にしか見えない雪村。だが、新しく寮の同室となった紫ノ宮の顔はなぜか判別できたことに驚く。学校では怪しげな魔物が蠢き生徒が何人か消えたが教師も同級生も見て見ぬふり。訝しむ雪村に、紫ノ宮は「お前を守る騎士になる」と宣言するのだが!? ストーリーテラーARUKUがお贈りする甘い呪いにも似た長い長い恋の物語。
2017/9/23 | 電子 9/23
