『いつか飛びたい風見鶏』阿部あかね

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News コミックスが配信📲11/14 最終話News 4話の掲載号が発売📙News 3話

阿部あかね先生の社会人BL作品。
老舗洋食店のぐうたら跡取りと敏腕経営コンサルタント。

 

 

いつか飛びたい風見鶏

「いつか飛びたい風見鶏」1〜2話

経営難の老舗洋食店「日比谷亭」の跡取りの朝彦。
店主である母親が店を立て直すために経営コンサルタントの小松を雇う。
そして大幅な経営方針の変化を必要とする立て直し案をだしてきた小松に対し、朝彦は店をたたむ機会だと言ったことで二人は揉めてしまう。
その夜、繁華街で男と絡む小松を見かけ、彼がゲイだと知り……!?

日比谷亭は高台にあって、雰囲気ある洋館です。先代の味を守っていた料理長がウェイトレスと突然失踪───残されたのは母と息子・朝彦でした。

でも朝彦は働かないのにお給料をもらっているドラ息子。ずっと昔のままに頑張ってきたお母さん。あなた甘すぎないか⚡️(お嬢様なのです……)

でも小松がメスをいれて、お給料もお小遣いもカットしました😂💦母上はお小遣いもあげていた💧

この日は昼間から知り合いの店で飲んでいます。1話では風俗通いのシーンもありました💦モテてましたが、ほんとうに自堕落な人のようです。主人公をまかせて大丈夫なのか😂💦でも昔はしっかりしていて、頭もよくて……らしい。訳ありですね😁

小松はお硬いコンサルタントなのです。でも「日比谷亭には一度入ってみたかった」と優しいこともいってくれますし、何よりも立て直しに一生懸命です。朝彦は小松には「反対もしないけど協力もしない」と言って会話にならない❗️小松はめっちゃ苛立つのでした⚡️

小松は副料理長・山城に大胆な計画を話しています。「厨房の器具を一新する」いうんですが、論理的にたたみかけていきます。しかし……計画当初は協力的だった山城やウェイトレス(双子)ですが、「急激な変化にはついていくことができない」と辞めてしまいます。多分、洋食屋からカフェにする計画と思われますが、従業員がいなくてはだめだー!!

がらんとしたお店のホールで、朝彦は「どうせ◯◯するつもりだろう!」と言ってやるのでした。すると小松は───❗️❓

小松にはできる限りの支援をする理由がありました。二人はその後飲みに行っています。あの様子だと少し状況が変わりそうです❗️やってみなよ、おっさん……!!

掲載誌

「ディアプラス 2019年7、8月号」

「いつか飛びたい風見鶏」3話

大幅な経営方針の変化を必要とする立て直し案をだしてきた小松に対し、朝彦は店をたたむ考えを伝える。更に小松が店の買収を計画しているのではと疑うが、彼が立て直しへの思いを語ったことで誤解は解消。しかし良い再生案は考えつかず……!?

従業員が激減した日比谷亭。小松と朝彦は協力して店を再生できるのか───!?

呑んだくれていた朝彦は、翌朝だるだるの格好で小松の前に姿を現します。いつも着物で決めていたのに、トレーナーにパンツ。ふつうのおっさんです😂💦 管理人は前のお話の最後で「頑張れ〜」と思ったのに、変わっていなかった……

ところが小松は違います。昨夜の場所や感じたことをもとに、あるビジネスの案をまとめてきていた❗️

それは「レストランウエディング」です❤ブランド力があるし、素晴らしいレストランですし、庭も広いし。

また小松は(二人で見た)夜景が素晴らしいからと、ナイトウェディングプランまで考えていました!ステキな夢がわいてきている母上も大賛成です💓お店は高台にあり、見下ろすと街が見えるんです。最初の見下ろしてシーンでは朝彦は風俗へ行ったときでした💦

ところが、朝彦は

あまり現実的じゃない気がしますよ
この店の味を再現できるシェフがもういないですし

シェフは出ていってしまったんですよね。朝彦の父親から後をまかされていた人です。

3話では朝彦の父親が朝彦に後を任せなかった理由が書いてあります。これまでは「才能がなかった」と言っていたのですが……朝彦は父親からピシリと言われて、凹んだらしく、それ以上頑張らなかったみたい。

小松は朝彦に言います。

過去に居座るあなた
未来を見る私
なんにもしないあなた
一生懸命働く私
感傷に浸るヒマがあるなら 私をねぎらって夕飯でも作って下さいよ📝

ほぼ嫌味なんですが、料理をなめたようなことをいう小松に、朝彦は───

個人的に、このお話がディアプラスのこの号で一番いいです。この3話のパターンで数回続けて、上下巻になると良かったと思いますが……。キャラクターが地味なので、地味な印象の作品ですが……おっさん好き、お仕事BL好きの方は沼にはまってください。おすすめ。

次も楽しみです❤️

「いつか飛びたい風見鶏」4話

実は朝彦が腕のいいシェフだと気づく小松。日比谷亭をレストランウェディング案で再生させようというが───……!?

朝彦の作った料理に舌鼓を打った小松は、朝彦の腕は、駆け落ちしていなくなったシェフの後釜には充分だと思ったようで!!

小松はすぐに動き出します。辞めてしまったスタッフを説得して回ったというのです。朝彦が日比谷亭でシェフに───

でも本人は親に評価してもらえず、心が折れたままなんです。小松は優しく言ってました💧💧

私も手伝います
あなただけには背負わせない

さて朝彦は───❗️❓

まぁ私が勝手に思うに、若い頃の朝彦は優秀だった。でも優秀すぎて謙虚さがなかったのだと思います…そこから回り回って、何年もボンボン生活を続けることになったと。
でも小松という事業の立て直しに命をかける男に出会った!やったね!

3〜4話でお話が回り始めます。
お仕事BL、くたびれたおっさんが好きな人にめっちゃおすすめ。朝彦を見る小松の視線の変化も面白い。

それにしても朝彦は受け様かな〜小松は攻め様かな〜楽しみです💓

2019/10/12|電子 11/15

ディアプラス1911

「いつか飛びたい風見鶏」最終話

ついに日比谷亭再生計画が具体的に進みはじめる。そんな中、小松の朝彦への想いも育ちつつあるが───……

朝彦は黄金コンソメスープとタンシチューを作り、母上やスタッフたちに試食してもらっています。盛り付けがとんでもない(違う)……とみんなは思いますが、口にすると味はパーフェクトで……

朝彦が料理とこれからの日比谷亭に込めた想いは───❗️❓

これ、どうなるのかなぁ……とすごく楽しみだったのですが、朝彦がむちゃくちゃかっこよかった❗️❤️❗

そして日比谷亭シェフ・朝彦は料理するのか料理されるのか❗️❓

ディアプラス1912

コミックスは2020年春です🧚‍♀️
ファンの方は、作家買いで問題なし💜そうでない方にもどうぞ。地味めですが、すごくいいですよ!大人向きかな!!

 

いつか飛びたい風見鶏 阿部あかね

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